最新のお茶の効能とインフルエンザ予防について
連日、新型コロナウイルス関連の報道がなされ、不安な毎日を過ごされている方も多いと存じます。
当店も、お茶専門店として、何ができるだろうと苦慮している日々でございます。
そんななか、お茶の本場である静岡県にある「静岡県立大学薬学部」から、緑茶に関する前向きな情報が届きました。
「最新のお茶の効能とインフルエンザ予防の記事」
緑茶は、インフルエンザの原因となるウイルスや小児の風邪の原因となるウイルスに作用し、これらのウイルスの感染を無力化する成分が含まれているそうです。(茶カテキンはその代表です)
茶カテキンは、インフルエンザウイルスの表面にある突起(スパイク)に結合し、宿主細胞表面へのウイルスの吸着を阻害して感染を防ぐそうです。
茶カテキンのうがいによるインフルエンザ予防効果を調べるために、特別養護老人ホームの入所者を対象とした臨床研究が行なわれました。
緑茶カテキン抽出物(総カテキン濃度200μg/mL、市販されている通常の緑茶ペットボトル飲料の約半分の濃度)で1日3回、3ヶ月間うがいをした結果、水のうがいと比べて、 インフルエンザの発症が減少したことがわかったとのことです。
また、緑茶にはカテキン以外にも、テアニン、ビタミンCといった感染に対する免疫力を高める成分が含まれていますので、緑茶の飲用によるインフルエンザ予防効果も十分期待されるそうです。
当店は、お茶専門店として、一筋にこだわり続けてまいりました。
そんな当店のお茶が、少しでも健康のお役に立つなら、こんなに素晴らしいことはありません。
不安な日々も、いつかは晴れると信じ、当店も前向きに頑張っていく所存でございます。
お客様も、どうぞ健やかにお過ごしください。
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茶舗 牧ノ原
店長 大和田 千代子